こめじるしのデレステ日記

とある李衣菜Pの独り言です。

義勇忍峡花吹雪の考察のようなもの

こんにちは、こめじるしです。

 

現在、ライパレ形式のイベント「義勇忍峡花吹雪」が開催されています。

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「美に入り彩を穿つ」以来の和ロック系楽曲なこともあり、ツイッターを見ていてもたくさんスクショが流れてきます。かっこいいですよね( ^ω^ )

 

スクショといえば、この楽曲の2DリッチのMVも話題になっています。

「ぷちデレラたちがライブをしている」というよりも、「ぷちデレラたちが物語を紡いでいる」と言った方が正しいような気がします。「アンデッド・ダンスロック」もそんな感じでしたね。

 

 

 

 

で、この曲の2DリッチのMV、ストーリー性がすごい。

すごいのだけれど、私はイマイチ意味をつかむことができませんでした。

そこで、自分なりにこの曲の解釈をしてみることにしました。

 

曲の自己解釈や妄想などが苦手な方は、即座にブラウザバックでお願いします。

 

 

フルバージョンはおそらくまだ出ていないので、ゲームバージョンのみでの考察になりますが、ご容赦ください<(_ _)>

 

 

 

 

義勇忍侠花吹雪 歌詞

 

さあ成敗いたす 世の不届き者

ああ 道を示し手を差し伸べて

人情にあつく 一閃貫く意思

真・変化の術

耀う舞台へ

いざ行かん花吹雪 なれば覚悟はよいか

天地人 勝負あり

私を呼ぶのなら 何処へでも参ろう

 

いざ行かん花吹雪 さらば浮世に舞い

天地人 和を巡り

逢えた暁には

定めだと笑おう

 

 

ざっと歌詞を見てみても、詳しい意味はあまり伝わってきません。

ここから先は完全に想像になりますので、読むのは自己責任でお願い致します。

 

 

 

 

 

 

まず、歌鈴はどこかのお屋敷の姫君。珠美は剣士、あやめは忍者という役のようです。おそらくこれは間違いないでしょう。

これをふまえたうえで、MV全体の流れを見ていきたいと思います。

 

 

 

さあ成敗いたす 世の不届き者

ああ 道を示し手を差し伸べて

この部分で流れるのは、歌鈴のアップと、珠美とあやめが仲睦まじそうに話している場面。まだ平和ですね。

 

人情にあつく 一閃貫く意思

この場面で、珠美は主君と思われる人物から何か命令を受けているように見えます。珠美の真剣な表情から察するに、何かとても重大なことを言われたのでしょう。

 

真・変化の術 耀う舞台へ

時を同じくして、あやめも主君から何やら言われているようです。先程の珠美の表情とは違い、何かに驚き、そして葛藤するような顔をしています。

サビ前、3人の表情の対比のカット、そして奈落へ落ちていく歌鈴。これは何を示唆しているのでしょうか。

 

いざ行かん花吹雪 なれば覚悟はよいか

天地人 勝負あり

私を呼ぶのなら 何処へでも参ろう

刺客に襲われる珠美ですが、難なく返り討ちに。この刺客は、恰好から察するに忍者のように見えます。

そして振り返ると、眼前には燃え盛る屋敷…。珠美もやや焦ったような表情で炎を見つめています。

 

その頃歌鈴は、燃える屋敷の中、一人でむせかえっていました。

そこに現れたあやめ。歌鈴に何か伝えようとしたように見えましたが、そのとき珠美が登場し、歌鈴を守る構図になります。

 

いざ行かん花吹雪 さらば浮世に舞い

天地人 和を巡り

逢えた暁には

定めだと笑おう

突然様子が豹変し、鬼気迫る表情でクナイを投げるあやめ。珠美はそれを打ち返します。

2人が戦う様子をを不安げに見つめる歌鈴。

そして、3人の写真と思われるものの上に、何か液体のようなものが飛び散って、MVは終了します。

 

 

 

 

ラストで流れる3人の写真。これから察するに、3人はおそらく仲が良かったのでしょう。

普通に交流があったのか、あまり公にはできない内密の関係だったのか…定かではありませんが、後者だったと考える方が後でつじつまがあっていくと思います。

さらに言うと、珠美は元から歌鈴のお屋敷に仕える剣士で、あやめは本当は敵対する城の忍者なのではないかと思われます。だから、敵と仲良くしていることを主君や仲間に知られちゃマズい。公にできない、というのはそういう意味です。

 

そして、珠美とあやめはそれぞれ何を命令されたのか。

おそらく、珠美は「姫君(=歌鈴)の命を狙う忍者がいるから、姫をお守りしなさい」と。

あやめは「姫君を暗殺しなさい」とかそういう感じのことを命じられたのではないかと考察します。

それならば、あやめの葛藤するような表情に説明がつきます。また、奈落に落ちていく歌鈴、これが「3人の関係は元には戻らない」ということを示唆しているのではないかと思います。

 

 

そして、珠美を襲った刺客はおそらくあやめの仲間です。

手助け役、と言った方が正しいかもしれません。屋敷に火を放ったのも彼らだと考えられます。

 

 

珠美より一足早く、歌鈴のところへ辿り着いたあやめですが…命令を受けているにも関わらず、この時点ではあやめに殺気立った様子は見受けられません。

歌鈴に危害を加えるのであれば、背後から不意打ちを狙うこともできたたずなのに、あやめが現れたのは正面。どころか、歌鈴に何かを告げようとしているように見えます。

 

つまり、この時あやめは歌鈴を襲うつもりはなかったのではないでしょうか。

主君の命令に背き、歌鈴を連れて逃げることにしたのかな…と思います。

あやめの口の形的に、「さぁ」と言っているようにも見えます。歌鈴を促し、屋敷を脱出しようとしたところに、珠美がやって来たのです。

 

珠美が現れたことで、あやめは歌鈴を奪われた格好になってしまいました。

これに関しては本当に何の根拠もない妄想なのですが、あやめは歌鈴に対して何か特別な感情を抱いていたのではないかなと考えます。

敬愛か、恋慕か…とにかく、珠美に感じている気持ちとは別の意識を持っていたのではないでしょうか。

その歌鈴を珠美に取られたことで、友人だったはずの珠美に襲いかかってしまったのです。

 

「姫君を殺そうとしている(殺すよう命令を受けた)忍者はあやめだった」ということを、珠美が知っていたかどうかは定かではありません。

が、珠美にしてみれば、友人だったとはいえあやめは元は敵どうし。「やっぱり裏切ったな!」てなもんで、歌鈴を守るためあやめと戦闘を始めます。

 

それを見つめる歌鈴は、もう3人の仲は元には戻らないこと、きっとここでどちらかは命を落としてしまうであろうことを痛切に感じているのでしょう。

そして、3人の写真に落ちる液体…歌鈴の涙でしょうか、それともどちらかの血痕でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

こじつけくさくはあるのですが、自分的にはこんなところかなあと思っています。

ここまで読んでくださりありがとうございました!